2012年3月21日水曜日

目の付け所がシャープです

先日このブログを見たある人が「やっぱりいっすいくんはマジメだなあ」と否定しがたい感想を抱いてくれていたことを知りました。否定できなくて辛い!真理!定説!

まぁそれは置いておいて。

昨日子どもを連れて静岡県磐田市にあるヤマハ発動機本社に併設されている ヤマハコミュニケーションプラザ に行ってきました。目的は「工場見学 + エンジン分解教室」です。


小学1年生にエンジン分解を体験させても多分意味わかんないだろうなーと思いつつ向かったわけですが、コミュニケーションプラザに並んでいるこんなの↓に夢中になって興奮度アップ!

トヨタ2000GT
ベン・スピースのYZR-M1とYZF-R1
フィリッパーツのYZ450F
ホルヘ・ロレンソのYZR-M1
50周年記念カラーがカッコイイ!
JMX成田亮のYZ450FとJTR黒山健一のTYS250F
二人共全日本チャンピオン
1993年WGP-GP2チャンピオン原田哲也のTZM250と
ヴァレンティーノ・ロッシのYZR-M1
8耐でケニー・ロバーツと平忠彦が乗ったFZR750
パリ・ダカールラリーで活躍したテネレ3連発

マニア垂涎のマシンだらけで鼻血寸前の興奮状態でしたが、なんとか正気を保って子供と一緒にエンジン分解をいたしました。

レーシングカート用100cc 2stエンジンを分解しました
子どもがここまでバラして元に戻しました

中の人にも挨拶できたしエンジン分解も楽しかったんですが、昨日一番ビックリしたのはなんといっても工場見学です。
今まさに話題のヤマハ本社組立工場 を見学できたのは収穫でした。
写真撮影禁止だったので残念ながらお見せ出来るものはないんですが、いやまあビックリしました。

何が収穫って、ヤマハの組立工場内が












ドキッ!若いメガネっこ女性従業員だらけの組立大会!












に他ならなかったことですよおおお!!!(←ターザン山本が憑依)


目の保護のために全員メガネ装着が義務付けられているんですね。メガネっこ好き天国!

2012年3月11日日曜日

もっともっとつよくなろうぜきみたちも

"出来ナイ思たら誰も出来ナイデス"
"皆が出来る思たら必ず出来マス"

中国嫁日記 の 作者さんのブログ で これから というエントリを見てうんうんと頷いています。


みんなで同じ方向を向いた時のパワーって、当事者の漲るやる気に繋がる点ももちろんそうだけど、それ以上に周囲の人たちを巻き込む力を備えてると思うんですよね。




そういえば言葉としてこれを初めて確認したのは学生時代に読んだ何かのコラムでした。
表計算ソフトのLotus社の社長が「人は集まればいいってものじゃない。同じ目標に同じモチベーションで臨める人を集めなければならない。」的な事を語っていた記憶が。
企業ってのは人を選り好みできるんだなぁ、学校とは違うなぁ、すげえなあ、と思ったものです。

これ、どこかにソースがないかなとググってみたんですけど全然見つかりませんでした……orz
記憶違いだったら僕の格言として受け取ってくだしあ(白目


で、ググってるうちにこんな記事を見つけました。

柏・橋本「全員が同じ方向を向いたチーム力で優勝した」/J1最終節 - サッカーキング - 世界のサッカー情報サイト

「全員誰が入ってもいいサッカーができましたし、あと全員が同じ方向を向いていたんで、チーム力だと思います」

同じ方向を向いて、周囲を巻き込んで、力をあわせていきたいものです。
(何故か 1たす2たすサンバルカン が脳内を駆け巡っている)

2012年3月10日土曜日

「権利の上にねむる者」への不安

昨日Google+のストリームに 気になるポスト が流れてきました。

小飼弾氏がシェアしたポスト

サイレントマジョリティのノイジーマイノリティに対する思いがよく描かれたグラフィックだと思います。
※ラウドマイノリティとも言うけど、用法としてはノイジーがマッチすると思っています。
※某方面的に言うとHelveticaじゃないあたりに努力を感じます。

これを見てふと、僕が最近抱いているある違和感を思い出しました。
いい機会なので文章にしてみます。



世の中にはたくさんの「反対運動」があります。
しかし僕は大抵の反対運動に対して現状では素直に賛同できていません。
そもそも声が大きい反対運動に限って賛同できかねる傾向にあるのではないかと思うのです。


では何故僕はそのように感じているのだろうと考えてみました。


僕は「権利と義務の順序」について強く意識していて、特に「権利は義務の対価」だと考えています。つまり義務を果たすことで権利を獲得できると考えています。
それ故「義務は権利の代償」という考え方に基づく事柄には敏感に反応してしまいます。

多くの人の関心を引くために取られる方法として、物事の単純化があります。
目的をわかりやすくするために「ありか、なしか」という二択化がなされ、それを中心に主張がなされます。
そこには一面的な権利の主張が前面に押し出され、多様性の考慮に欠如した無思考がまかり通ります。


先日読んだ 文藝春秋 2012年3月号 の「予言の書「日本の自殺」再考」に似たような指摘がありました。


端的に言うと「人々のエゴと無思考が国家を崩壊させる」という主張ですが、とにかく現代の課題を的確に指摘していて驚きます。
更に驚くのは、この「日本の自殺」という論説が1975年に執筆されたものだということです。何も変わらぬまま37年が経過していたという事実!



話が逸れましたが、要は僕が「権利は義務を上回る」というエゴイズムに違和感を感じていて、それを文藝春秋の記事が呼び覚ましてくれたということです。
論理性を欠如している反対運動の声の大きさを見るにつけ、エゴと無思考を感じてしまうのです。



僕が権利と義務について考えるようになったのは「自主自立」を校訓とする高校で生活したことが非常に大きいのですが、それ以上に中学生の頃に読んだある一冊の新書の影響が特に大きいです。

その新書とは、丸山真男の「日本の思想 (岩波新書)」 です。


中学1年生の担任だった国語の先生が紹介してくれたことをきっかけに読みました。
(あの先生元気かなあ。いい先生だったなあ。)
日本の思想 Ⅳ章『「である」ことと「する」こと』に僕の根本が凝縮されているのですが、中でも「権利の上にねむる者」の節は僕の全てでもあります。

この節は「時効」の話から始まります。

『金を借りて催促をされないのをいいことにして、ネコババをきめこむ不心得者がトクをして、気の弱い善人の貸し手が結局損をするという結果になるのはずいぶん不人情な話のように思われるけれども、この規程の根拠には、権利の上に長くねむっている者は民法の保護に値しないという趣旨も含まれている』

この後、日本国憲法第十二条の人権保障基本原則と、第九十七条の基本的人権の解釈について次のように述べています。

『「国民はいまや主権者となった、しかし主権者であることに安住して、その権利の行使を怠っていると、ある朝目ざめてみると、もはや主権者ではなくなっているといった事態が起こるぞ」』

つまり権利とは行使することによって守られるものであり、常にあり続けるものではないということです。



先の話に戻りますが、この意味では「反対運動」を実行している人々の権利はそれを行使していることによって守られる可能性があるわけです。
僕はそこにエゴイズムと無思考を感じることがあるのに、そうであるというスタンスを主張してきませんでした。

これはまさに「権利の上にねむる者」です。

そろそろ声に出して指摘しなければ、エゴイズムと無思考による内部崩壊に伴って僕の貴重な権利が失われるんじゃないかと感じています。



冒頭のGoogle+のポスト。
根本的に僕らは黙っていてはいけないんです。



東日本大震災から1年を終えようとしている今日、あらためてその思いを強くしています。

2012年3月7日水曜日

キャッチーな言葉は忘れ難くていいよねというお話

オフロードバイクでモトクロスコースを走るようになってから8年。
今でこそ4st 250ccモトクロッサーに乗っても怖くなくなりましたが(じゃあ今は上手かったり速かったりするのかというとそういうわけではなく……)、始めてから2年くらいはとにかくヘタでコケまくっていました。



最初はXR250R(ME08)を買ってコースに走りに行っていました。
まあよくコケるんで、ブレーキレバーとグリップに指を挟んでパンパンに腫らしたりするなんてのは日常でした。
流石に上手くなる前に指がちぎれると思いアチェルビスのハンドガードを付けたんですが、左右ともズタボロになりました。

当時僕がコケる時は大体フロントからのボテごけでした。
ジャンプに失敗してコケるとかハイサイドを喰らうなんてのは始めてからだいぶ経ってからじゃないでしょうか。
上手くなりたいけど教えてくれる人がいたわけでもなく、ただひたすら一人、または友人と二人でコースに出かけ、見様見真似で走り、ガルルダースポ をコースに持ち込んで、読んでは試しを繰り返していました。


まぁ、とにかく僕はそんな感じでなかなか上達しませんでした。


てなわけかどうかは分かりませんが、初めてオフロードバイクに乗る人、特にオンロードしか経験の無い人が苦労するポイントってすごく共感できるんですね。
土の上で曲がるのってめちゃくちゃ怖いんです。フロントが滑るんじゃないかとか、リアが滑って体ごと持っていかれちゃいそうとかっていう不安がハンパじゃないんですね。

コケ慣れしたら(していいものかは別として……)ここまでイケるっていう感覚が分かってきたんですが、そもそもその不安を解消する方法を先に身につけていれば怖さなんて無くなるわけで……。


曲がるときにはとにかくバイクの前の方に座る「前乗り」「外乗り」を徹底していれば、前輪や後輪が滑って怖いっていう恐怖から解放されるんです。
正直、オンロード慣れした身体はなかなか言うことを聞いてくれません。
特にリーンインに慣れた身体にリーンアウトを叩きこむのは一筋縄では行きません。
どちらかと言うと前乗りに慣れる方が早いと思っています。

じゃあ「前に乗るんだよ」と言ったところですぐできるかというとそうもいきません。
すぐ忘れちゃいます。

なので僕はキャッチーな一言で忘れなくさせればいいんだという境地に達しました。



「タンクにち○こをぶつけるつもりで前へ!」



これ、ホントに効果的だと思ってるんです。初心者を連れて行ったら毎回言ってます。


去年7月にオフロード初心者20名で モトスポーツランドしどき に行った時にも同じ事を話したはずなんですが、みんなの記憶に残っていたのは……










「タンクキャップにち○こを挿すつもりで前へ!」










ま、キャッチーだしそれもありかな!
(多分誰かがボケて僕が大喜びで乗ったんだと思います。はい。)

2012年3月4日日曜日

来た、見た、出会った

昨日は今シーズン初のサーキット観戦をしてきました。
筑波ロードレース選手権第1戦の観戦です。
やっぱりサーキット生観戦っていいですね。僕の今シーズン開幕!って感じです。

元々は家庭の用事で丸一日埋まっていたのですが、遥々 熊本 福岡からある全日本選手が参戦しにやってくると知ったので無理くり調整してすっ飛んで行きました。

そして今回サーキットに行ったことで三つの出会いに恵まれました。



一人目の出会い
一つ目の出会いは RSGレーシング の 岡村光矩 選手 (@mitsugo1)。そしてその岡村選手の走りを支えるメカニックの 足立崇 さん (@o_beer_sama)。

岡村選手は23歳の明るくユーモアに溢れた好青年、そしてなにより光る速さを持っています。
また、兼ね兼ね足立さんの面白いお話は小耳に挟んでいました。
去年のSUGOでの全日本に足を運んだ際に岡村選手とはお話をしていたのですが、足立さんとはお会いできていなかったので、今回は足立さんに会いに行く日みたいなものでした。

岡村選手とメカニックの足立さん

やっぱり人と会うのは楽しいですね!
人と会うと、それまでの印象が覆されたり増幅したり意外な一面に驚かされたり関心したりと、自分の感受性のアンテナが好感度になっていくのを実感できます。

二人揃って陽気で、ユーモアに溢れ、真っ直ぐで、眼光鋭い。
目の前で繰り広げられる二人の会話を見ている僕の意識は、何故か時々少し離れたところから俯瞰していました。

暖かくて、冷たくて、優しくて、厳しくて、楽しくて、辛い。
そういうのが全部一緒くたになったものを二人の中に見ていました。

ほぼぶっつけ本番で初めての筑波でのレースをゴールする岡村選手

岡村選手は筑波をまだ30周も走っていないとのこと。足立さんにかかる苦労もいかばかりか……。
次回筑波ロードレース選手権第2戦にも参戦するとのことでしたので、岡村選手の成長を見守りつつ、お二人を今年も熱烈応援したいと思います。


二人目の出会い
二人目の出会いは 國峰琢磨 選手。今年から全日本ロードレース選手権J-GP3クラスにNSF250Rで参戦するライダーです。

ママのブログから拝借しました……すみません……

昨年榛名モータースポーツランドで開催された74GPというミニバイクレースに縁あって足を運んだ際にお世話になったのが國峰選手のママでした。
MotoGP日本GPでいつも宿泊している北ショートコースに、昨年は琢磨くんが脚を運んでくれたらしいのですが、僕は子供の運動会と重なって帰宅のため出会えず。
そして筑波サーキットで初めてご対面となりました。

今年から走る全日本。初めて乗るNSF250R。初戦は得意のツインリンクもてぎ。ブリジストンからダンロップへのタイヤ変更。
ここには書けないような話も含め、とにかく「勝ってやる!」という意気込みに満ちていたのが印象的です。非常に堂々とした顔をしていました。

血気盛ん、やる気漲る若武者といろいろな話をさせてもらい、ますます応援に力が入ってしまいそうです。


三人目の出会い
そして三人目の出会い。
それは2007年9月19日に遡ります。

MotoGP日本GPを間近に控えた火曜日の夜。新宿駅前のステーションスクエアがものすごい人だかりに包まれました。
MotoGPファンならば記憶しているであろう、MotoGPライダーが続々とやってきて新宿駅東口がパニック寸前(いや、パニック?)となったあのイベントの日です。

あのイベント@新宿ステーションスクエア

このイベントの為にデスマーチプロジェクトを強引に休み、まだ3歳そこそこの息子を抱きかかえて数時間立ちっぱなしに挑んだのは記憶に新しいです。
もちろん僕はそこまでしてイベントに臨んでいますから、ステージを降りたライダーが宿泊地に戻るためにタクシーに乗り込んでいたステージ裏にも脚を運びました。

イベント帰りのMotoGPライダーを待つ人々@新宿東口

そして ヴァレンティーノ・ロッシ がステージを降りてタクシーに乗り込もうとしたその時、ステーションスクエア裏、新宿駅東口ロータリーから続く道路にやってきたタクシーはおびただしい数の人に囲まれました。
ヤマハのスタッフにガードされながらも笑顔を振りまいてタクシーに乗り込むヴァレ。


その様子を見ていたとき、僕のすぐ隣にヴァレのキャップを被った綺麗な女性と共にドレッドヘアにサングラスのイカツイ男性がいました。
MotoGPファンって単なるバイクオタ、レースオタだけじゃなく幅広い人気を獲得しているんだなあと実感していました。


話が長くなりましたが、要は筑波に行ったらこのお二人に会えたんです!


twitterでフォローしている女性ギタリストの ゴンガーシホ さん (@gong46) も筑波に来ているということで待合せをしたんですが、ゴンガーシホさんの横にあのドレッドヘアの男性がいるじゃないですか!
挨拶するなり第一声、思わず「新宿イベントでタクシー乗り場にいませんでしたか?」って聞いてしまいました。大当たりでした!

あの時の男女がIDさんとシホさんだったとは。
人って繋がるもんですねえ……。実感しました。



今年もたくさんの人と出会えますように!

2012年3月2日金曜日

続けるということへの情熱を僕に与えてくれた二人の人物

昨日 DirtNP の「カッコ良過ぎ&渋過ぎ! 人生満喫倶楽部 72歳の現役モトクロスライダー」というエントリーで見た動画が素晴らしかったので。



走り方を「研究する」という言葉、本当によく分かります。仮定と実験の繰り返しですね。
こうありたい!と思わせてくれた、僕にとって二人目の人でした。

では一人目とは。
川越にある オフロードビレッジ でレースに参戦しているあるベテランライダーさんです。

オフロードビレッジで開催されているウェストポイントカップというレースに僕がエントリーしたとき、そのベテランライダーさんも同じく参戦していました。
その御方は紛う事無き70代。僕は密かに「御大」と名付けました。

ハッキリ言ってその日のレース結果はまるで覚えていません。
覚えているのは御大の走る姿のみ。

決して速いわけではないけれど全身でレースを楽しんでいる姿を見て、脳天からつま先まで何かに撃ちぬかれたような衝撃を受けました。
きっと御大はパドック中のライダーたちの心を完全に奪っていたに違いありません。
僕らに「いつまでも楽しめるんだ、挑戦できるんだ」という気付きを与えてくれたのですから。

昨年3月6日に モトクロスごっこ に参加した際に、お一人で練習に来られた御大と偶然再会することができました。
僕にとってはプロライダーたちと同じような憧れの存在なのですが、どうしてもそのことを伝えたくて話しかけてしまいました。

御大は当時77歳(今は78歳)。モトクロスは60から始めたとおっしゃっていたような。
始めるのなんていつからでも遅くないんだな、と身をもって証明されていました。

僕がバイクでオフロードを走るようになったのは28歳。モトクロスを始める年齢としては決して早くありません。
しかし御大の年齢まで走り続けていればキャリアは50年に達します。

最近始めた生花。始めてからやっと1年半が経とうとしています。


いずれもキャリア50年を目指す途半。
御大を越えるその日まで、僕はまえのめりであり続けられる気がしています。